オリジナル製品を新開発
熱電変換材料の性能評価指数を短時間かつ容易に計測可能!
熱電変換材料が新たな発電技術として研究開発が活発に行われている中、弊社では熱電変換材料の性能評価指数を求める上で必要となる熱電3物性(ゼーベック係数、電気抵抗率、熱拡散率)を同時に測定可能な装置の開発を進めています。主な特長を以下に記します。
<特長>
①単一の測定装置で熱電3物性の測定が可能(試料は単一の形状加工で対応可能
個別の測定装置を用いて熱電3物性を測定していた従来の方法と比べて手間が大幅に少なくなり、測定コストと測定時間の削減が可能となります。
②同一の測定条件下(試料内の熱流、電流方向)で測定が可能
異方性材料などでも正確な性能指数ZTを測定することができ、測定結果の信頼性向上が期待できます。
本測定装置の開発においては、名古屋大学及び産業技術総合研究所と共同で2016年度より進めています。共同研究実施者である産業技術総合研究所の申ウソク氏は、2019年日本熱電学会にて技術功績賞を受賞され、本装置の技術についても講演(紹介)して頂きました。 https://unit.aist.go.jp/ifmri/ja/results/prize.html
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